doi_iku’s blog

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対話による《ポリフォニー(多声性)》の時代

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三種の神器は、前方後円墳のみならず国家誕生の象徴であり、

中世では神皇正統記にあるように、正直、智恵、慈悲との道徳規範の本源でした。

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神話、国家誕生、中世規範、天皇の「理想実現」の決意など、

神器の持つ多様な歴史的意義が、「天皇主権」から「国民主権」への八月革命説などの主権論から

正しく理解できるとは思えません。

肯定か、それとも否定か、

適合か、さもなくば疑義か、

その単一的で、特定の観点からの発想は、

M(ミハイル)・バフチンの説に従えば、

啓蒙主義や合理主義者に特徴的な《モノローグ(単声法)》の思想であり、

彼らは世を意のままに画一的に操れると考える。

しかし現代のドストエフスキーの小説世界には、

相異なる思想同士による《ポリフォニー(多声法)》の「対話」が実現され、

その形式上の起源は、古代中世の民衆的な《カーニバル》文学にたどりつくという。

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はたして、神器や大嘗祭への理解が、

西欧近代の単一的モノローグ原理に従うのか、

それとも、思想的対立・矛盾を超える対話性や民衆性、

古代中世から現代、将来へと向かう、

ポリフォニーの《永遠の形式》に拠るべきなのかは、

御代始めにあたり、

もはや自明な事柄といえるのではないでしょうか。