歴史のことば劇場⑭ 「父祖の遺風」「香気」としての寛容さ 江戸時代、日本で初めて合理的な歴史学を打ち出した新井白石は、自叙伝『折たく柴の記』において、先祖や父、自らの幼年のことなどをもっぱら聞き伝えや記憶によって書きました。そこでは祖父母の剛…
以前、すでに書きましたが、帰化人は差別的な用語だとか、渡来人が正しいとかの意見は、学問的には今では少数派になりつつあります。また、「彼らのした仕事は日本人としてした仕事である」(関晃)と言われるように、帰化人とは《日本人になった》人たちのこ…
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